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50代で英検1級合格の講師に聞く英語学習5つの心得

46歳で英語学習を再スタート、「実用英語技能検定(英検)1級」「全国通訳案内士試験」に合格して73歳の今も英語講師として活躍する日高 由記さん。50代からの久しぶりの勉強が身に付くようにするための5つの心得を伺いました。

教えてくれた人:日高由記(ひだか・ゆき)さん

英会話イーオン 非常勤講師 1950年生まれ。大学を出た後、20代から20年以上専業主婦として過ごし、40代半ばから英語を本格的に学び直し始める。2001年、51歳で実用英語技能検定(英検)1級、03年、53歳で全国通訳案内士の資格を取得。フリーの通訳案内士や専門学校の講師として活躍。06年、56歳の頃から英会話イーオン勤務、以来現在まで17年にわたり教え続けている。

勉強に年齢は関係ない!

46歳から英語学習を再スタートし、専業主婦から56歳で英会話講師になった日高由記さん。

いざ英語を勉強するとなると、この年齢でも勉強が身に付くのか……と不安になりますよね。しかし、日高さんは「英語学習に、年齢は関係ありません。何歳からでも脳は育っていくと信じて、学ぶことを続けてほしいと思います」と言います。

日高さんが日頃実践して、生徒さんにも伝えている、英語学習が身に付くようになるための心得を5つ教えてもらいました。

心得1:「記憶力が落ちた」と諦めず 反復・復習で定着を

興味があっても、年を重ねてからの英語学習に自信がない人もいるかもしれません。
「記憶力が落ちたから、上達は難しそう」と迷っている人もいるのではないでしょうか。

しかし日高さんは「英語学習に年齢は関係ない」と、語ります。

「加齢とともに、とっさの情報処理力は低下していきますが、脳の機能は衰えるだけでなくて、強化される側面もあることが海外の研究で明らかになっています。特に、語学能力や言語理解力は、年齢を重ねても衰えにくいと言われています。

どの年代でも、言語の習得のためには継続と反復が大切なことに変わりはありません。だから、“記憶力が悪い”と考えるのではなく、より忘れにくい“長期記憶にするにはどうしたらいいのか” という考え方をしましょう」(日高さん)

語学学習で大切なのは、継続と反復。時間とともに脳が自然と忘れてしまう前に、繰り返し復習して、脳に“これは大事な情報だから覚えておこう”と判断させることが大切だそうです。

「週に1回のレッスンなら、そのレッスンが発表の場だと思って予習をする。そして、学んだことを復習して、自分のものにしていく。このサイクルができてくると『できるようになった』と実感する頻度が増えて、やる気アップにもつながります」

心得2:モチベーションを維持するコツは「小さな達成感」がカギ

英語学習には継続と反復が大切とのことですが、そのためにはモチベーションの維持をするための工夫も必要です。「楽しくないと続かない」というのが、日高さんの持論。そして、楽しいと感じるために必要なのが、達成感です。

「何事にも通じることかもしれませんが、“できる”と楽しいし、“できない”とつまらなく感じるものです。ですから、“できた”という達成感を得るために、自分に合ったレベルの学習をすることが大切です。

過去に英語をがんばって勉強した経験がある人は“自分はこのくらいのレベルなはず”というプライドがあるかもしれません。でも最初から背伸びをしすぎると面倒になって、続かないんです。まずは、現在の自分のレベルを受け入れて、合ったレベルの教材を選ぶと、やる気が続きやすくなります。

私の場合は、週に1度、英会話学校に通うことから始めましたが、過去の自分が達していたレベルよりも1つ下のレベルからスタートしました。イメージ通りに話せたときにとても楽しくて、勉強することが生活の一部になり、自然とレベルアップしていきました」

心得3:目標を持つ

英語を学ぶきっかけは「なんとなく」だったとしても、学んでどうしたいのかの目標を持つことで、学習意欲が長く続きやすくなります。それについて、日高さんは、以下のように語ります。

「英語の勉強を始めるのは“なんとなく”でいいんです。私自身もそうでした。目標はすぐには見えてこないと思いますが、英語を使って何をしたいかイメージを描くことはできると思います。

旅行にいきたい、外国人と英語でコミュニケーションしたい、字幕なしで映画を見たい、仕事につなげたい……などなど。

たとえ今の実力とかけ離れていても、大きな目標をイメージしたら、3か月後にこうなっていたいという短期の目標を決めて、学習を進めて行きます。“未来形を使いこなせるようになろう”、“語彙力を増やそう”というように。私も目標が明確になってからは、上達スピードがアップしました」

目指すビジョンを描くと、どんな勉強をしたらいいのかの「ミッション」が見えてくることもあるようです。

心得4:勉強の成果の「腕試し」をしてみる

勉強を始めてしばらくたったら、「腕試し」の機会を持ってみましょう。英語力を試すためにさまざまな資格試験はありますが、日高さんによれば、英語の上達を実感する手段として「英検」(実用英語技能検定)は非常によくできたシステムだといいます。

「英検の歴史は、さかのぼること東京五輪を控えた1963年。日本人の英語力を向上するためにスタートしました 。読む・聞く・話す・書く、4 つのスキルが求められる英検は、昇級すると段階的に力を伸ばせるようにプログラムが組まれているのが特徴です。

ビジネスパーソンの間でポピュラーなTOEIC は、基礎ができていない段階で受けると、点数がなかなか上がりにくいのですが、英検は何が得意で、何を努力したらいいのか、わかりやすく、英語力を伸ばすための一つの手段としておすすめです」

心得5:  気になった表現をノートに書き留める

日常生活の中で、気になった単語やイディオムがあったら、手元の手帳やノートに書き留めておくと、記憶にとどまりやすくなるそうです。

「耳や目から入ってきた英語の中に、“いいな”と思った表現や気になった言い回しがあったら書き留めています。映画、文章、音楽など得意な分野だと吸収できるものが多いと思います」

書き留めた表現を会話や文章の中で活用することで、自分の語彙になっていきます。日高さんは現在も、英語の情報誌や映画で目についた表現をノートに書き留め、言葉の感覚をアップデートするよう、心掛けているそうです。

最後に日高さんに、こんな言葉を教えていただきました。

「Where there is a will, there is a way.ということわざがあります。意志があれば、道は開けていくという意味です。私もこの言葉を胸にこれまで勉強してきました。何かに挑戦するのに、年齢は関係ありません。一緒にがんばりましょうね」

記事提供/ハルメク365

簡単!楽しい!50代からのお手軽投資生活 

50代以上に「株主優待」がおすすめの理由

投資に興味はあるけれど、コツコツと長いスパンで考えるのは気が重い。手っ取り早くお得をゲットしたい50代以上の人にピッタリなのが「株主優待」です。株初心者の50代ライターが専門家に学びながら優待株投資にチャレンジ!

教えてくれたのは……五十嵐修平(いがらし・しゅうへい)さん

FA法人バリューアドバイザーズ代表取締役社長。2013年に資産運用コンサルティングを専門とする会社を設立。海外視察の際に欧米の手法に感銘を受け、独自のコンサルティング手法を考案。IFA(独立系ファイナンシャ ルアドバイザー)として、お客様目線で価値ある提案を常に心掛けている。著書に『55歳からでも失敗しない投資のルール』(クロスメディア・パブリッシング刊)。   

株主優待とはどんなもの?

そもそも株主優待ってどんなもの? どこで購入できるの? 予算はいくら? いつ何がもらえるの?
初心者にはわからないことだらけです。そこで、興味はあるけれど知識ゼロの50代ライターが、専門家に学びながら優待株投資にチャレンジ&レポート!
株主優待の基本の「き」を資産運用のプロ、五十嵐さんに教えてもらいます。

株主優待は企業から株主へのプレゼント

「株主優待はかつて株主総会に出席した人に会場で配られていたお礼品の名残ともいわれていて、一定数以上の株を持った投資家に自社製品などを企業がプレゼントする制度です。海外ではほとんど見られない日本独自の文化で、およそ1500社が導入しています」と五十嵐さん。

株の利益には、株を売買した際に得られる「値上がり益」と企業に利益が出た際にもらえる「配当金」がありますが、これにプラスαで優待品がもらえるのが「株主優待」です。

日用品や化粧品、お食事券も!優待品の種類は豊富

では一体、株主優待ではどんなものがもらえるのでしょうか?

「優待品は自社製品の詰め合わせや食事券、買い物優待券や割引券の他、カタログギフト、クオカード、お米券などさまざまな種類があります。多くの場合、決算月と中間決算月に株を保有していると株主優待を受け取る権利が付き、年1~2回届きますよ」

実は優待品は「プレゼント」だからこそ、お得だと五十嵐さんは言います。

「通常、投資で得られた利益には20%の税金が課されます。だけど優待品=プレゼントは非課税ですからその分まるまるお得になる計算に。さらに株を長期保有していると、同じ株数でも優待品がグレードアップすることもあります」

優待を出す企業側にもメリットが!

それにしても企業側はなぜ手間をかけてまで株主に優待を出しているのでしょうか? 理由を知っておくと株の値動きも理解できるようになります。企業側のメリットを五十嵐さんに解説してもらいました。

【1】株を売られることが減り、株価が安定する   

企業は資金を集めるために株式を発行しています。優待をプラスすると、優待を目当てにした個人投資家はすぐに株を売ることはしません。株は、売る人が多いと価格が下がり、買う人が多いと上がるもの。株主に長く株を保有してもらえば、株価が安定しやすくなります。 

【2】自社のファンを作ることができる  

株主優待をきっかけに自社を知ってもらうことができます。また優待品をもらった個人投資家が「こんな優待品(プレゼント)が届いた!」とSNSで宣伝してくれたり、自社のファンになってくれることも。優待券を使って自社の商品やサービスを購入してくれたりといったこともあります。

【3】上場を維持して安定した経営ができる

証券取引所で株式を売買できるようになることを「上場」といいますが、企業は上場するために取引所が定める基準をクリアする必要があり、その際に一定の株主数も求められます。株主優待を行うと、優待目当てに少額でも投資する個人の株主をたくさん持てるようになるので、企業にとっては上場廃止のリスクを抑えることにつながるのです。

また個人の投資家がたくさんいることで、自社の株式の買収がされにくくなるというメリットもあります。

50代以上に優待株投資をおすすめする3つの理由

理由1 :「お得」をすぐに実感できる!

投資には「つみたてNISA」など10年、20年といった長い時間をかけてコツコツ積み立てながら資産を増やす方法もあります。ただ正直、50代以上にとって10年後、20年後の未来は見通しがつきにくいもの……。

「対して株主優待は、投資のメリットを短期間で享受できる制度。手元に商品が届くとよりお得を実感しやすいのではないでしょうか」(五十嵐さん)

理由2:投資のリスクがある程度抑えられる

50代以上になってから投資で大きく損をすると、損を取り戻すのに時間的な猶予がないケースもあります。そういった損失のリスクを抑える意味でも株主優待はおすすめだと五十嵐さん。

「企業側のメリットでも触れましたが、優待株は多少のことがあっても売らずに手元に持っておく人が多いです。そのため急激な株価下落のリスクは少ないと言えます」

ただし、予期せぬ倒産などの上場廃止リスクはあるのでそこはお忘れなく。

理由3:株価に一喜一憂しなくて済む

理由2とも関連しますが、株価が下がっても株主優待があるからまあいいか、と大らかに構えられることができるので、日々の株価に一喜一憂しないで済むこともメリットの一つ。

「もちろん実際の損得は株の売却値段など状況によっても変わりますが、個人投資家にとってはうれしい制度であることには間違いありません」(五十嵐さん)

株価を逐一チェックするのが面倒だったり、株価でハラハラしたくない……という人にも向いているんですね。

実際に始めるなら?株主優待を楽しむポイント3つ

ポイント1:まずは我が家の余剰金を把握する

株主優待といえども、投資にはリスクが伴います。絶対に損をしないということはないですし、株主優待はあくまで「プレゼント」なので、企業側の判断で突然廃止になることもあると五十嵐さんは言います。

「そのため虎の子で投資をすることはすすめられません。以下の計算に基づいて、いわゆる“余剰資金”で行いましょう」

【投資の予算の出し方】
投資の予算を出す前に、必ず次の3つを整理してみましょう。
(1)現在の貯金額
(2)半年~1年に必要な生活費
(3)5年以内に必要となる費用(車や電化製品の買い替え、住宅の修繕等)    
 
(1)の貯金から(2)と(3)を差し引いた金額が「余剰資金」です。

「投資は余剰資金の10~30%の範囲で行うのが一般的。初心者の場合は余剰資金の10%ぐらいが安心です。なお、いろいろなジャンルの株主優待を選びたいのであれば、20万~30万円くらいの予算があるといいでしょう。ちなみに20万円だと700銘柄程あるので優待の約半分はカバーでき、選べる幅がとても多くなりますよ」(五十嵐さん)

ポイント2:「100株ずつたくさん」でバラエティ豊かに楽しむ

「証券会社では基本的に100株単位で株を売買するため※、100株から株主優待が受けられる銘柄が多いです」と五十嵐さん。保有している株数が多いと優待内容もランクアップすることがありますが、五十嵐さんは100株ずついろんな企業の株を買う「分散投資」をすすめます。

「例えば1つの企業に300株投資するよりも、100株ずつ3つの銘柄に投資をするほうが、受け取れる優待の種類が増えます。一点集中で投資していた企業が突然優待をやめてしまう、ということもありえますよね。リスク管理の意味でも、優待株は分散して持ちましょう」(五十嵐さん)

※ネット証券など1株で購入できるミニ株もあります。

ポイント3:優待株はすぐに売らず中長期で保有するのがおすすめ    

「優待株を購入した後、大きく値上がりした場合は別ですが、基本的に中長期で保有することをおすすめします。短期間に売買すると損失が出てしまう可能性が高いのと、長く株を保有することで同じ株数でも優待がランクアップする、というメリットがあるためです」(五十嵐さん)

たしかに優待品を楽しみにのんびりと投資をする方が、初心者には向いているのではないでしょうか。そのためには「入り口が大事」だと五十嵐さんは言います。「自分が使いたい、欲しいと思える株主優待を見つけることが鍵になる」のだそう。

証券会社のサイトなどでは、優待内容や金額で株主優待検索が可能です。実際に購入する前に、予習のつもりで探し始めるのも楽しそうです。

株=素人が手を出したら損をする……という先入観があったけれど、むしろ優待株を持たない方がもったいないようにも思えてきました。

記事提供/ハルメク365

売却した家にそのまま住める? リースバックとは? メリットとデメリットを紹介

老後資金の手立てのひとつ「リースバック」。売却した家にそのまま住み続けられるのが特長のひとつですが、仕組みをしっかり理解しておかないと後悔することにも。「リースバック」のメリットとデメリット、「リバースモーゲージ」との違いを紹介します。

持ち家を売却して現金化。その後は家賃を払いながら自宅に住む

リースバックとは、自宅(戸建てやマンションなど)を第三者(不動産会社など)に売却し、売却先と賃貸契約を交わして賃料を払いながら自宅に住み続ける仕組みです。
住み慣れた家に住み続けながら、自宅の売却代金が手に入るのが特長です。

リバースモーゲージとの違いは?

リースバックとともによく耳にするのが、リバースモーゲージ。
どちらも“自宅に住み続けられる”という点では同じですが、

リースバックは自宅を売却して“自宅を借りる”仕組みであるのに対して、

リバースモーゲージは自宅を担保にして“お金を借りる”仕組みです。

リースバックは第三者との契約時に自宅が売却されますが、リバースモーゲージは、契約者の死亡後に、借りたお金の残債返済のために売却されます。

また、リバースモーゲージはリースバックと異なり、対象物件が戸建てに限られていたり(マンションが不可の場合もある)、契約者の年齢や資金の使い道に制限があったりする場合などがあります。

リースバックのメリット

自宅の売却代金を現金一括で受け取れる

自宅を売却することによって、まとまった現金が手に入ります。生活費や旅行などの娯楽費、医療費や介護費など使い道は自由です。

自宅に住み続けることができる

リースバックは、「賃貸借契約付き売却」なので、契約した第三者に賃料を払うことで自宅に住み続けることができます。

固定資産税の支払いがなく修繕費等もかからない

自宅の所有権は第三者にあるので、固定資産税の支払いはありません。
また、維持費や修繕費といった費用もかかりません。

相続対策になる

不動産を現金化できるので、万が一の際に分割しやすく相続トラブルを回避できます。

将来的に買い戻すこともできる

一次的にまとまった資金が必要でリースバックを利用した後に、経済的に安定することもあるでしょう。リースバックには買い戻し制度があるので、売却額に応じて決められた金額で自宅を買い戻せる可能性もあります。

売却したことが周囲に分からない

売却前と変わらず自宅に住み続けられるので、売却したことがご近所など周囲に知られる心配はありません。

リースバックのデメリット

自宅の名義と所有権が変わる

自宅を売却しているので名義と所有権はリースバック事業者に変わります。

家賃を支払う必要がある

リースバックはリースバック事業者に“自宅を借りている”状態なので、事業者に対して家賃を支払う必要があります。

売却価格が市場価格よりも安くなる可能性がある

リースバックで売却をした場合、通常の不動産売却価格よりも安くなることがあります。

買い戻し金額が売却金額よりも高くなる可能性がある

自宅を買い戻す場合、買い戻し額は一般的に売却額に約1~3割上乗せされます。

まとまったお金の調達のため、リースバックを検討する場合には、デメリットもよく把握すること、また少しでも高く売るためにもいくつかのリースバック事業者に見積りを依頼して比較検討することが大切です。

肩こりや頭痛の原因に⁉ 「目の疲れ」の解消法

肩こりや頭痛、疲れなどを感じていませんか? その原因は「目の疲れ」かもしれません。「疲れ目」がさまざまな症状を招くメカニズムや解消法を眼科医の梶田雅義さんに伺いました。

目の緊張が全身に伝わって肩こりや頭痛などが引き起こる

Mechanism of eyeball for looking far and near. Vector illustration.

目の水晶体の近くには毛様体筋という筋肉があります。
目は、近くを見るときは毛様体筋をピーンと張り、遠くを見るときは毛様体筋をゆるめることでピントを調整しています。

スマホやパソコンなどを長時間見続けるなどして、毛様体筋の緊張が続くとその緊張が全身に伝わって肩こりや頭痛などを引き起こすことがあります。

自律神経が乱れて吐き気や倦怠感などが現れることも

遠くを見るときは交感神経が、近くを見るときは副交感神経が優位になります。遠近のピント調節は、交感神経と副交感神経をうまく切り替えることで正しく調整しています。

しかし、スマホやパソコン、テレビなど現代は近くを見ることが多く、副交感神経が優位になりやすい環境にあります。近くばかり見ていると自律神経のバランスが乱れ、ピント調整がうまくいかなくなり目が疲れやすくなるのです。

自律神経は呼吸や体温、血圧、代謝や消化、運動など体全体のはたらきを司っているので、自律神経のバランスが乱れると、目の疲れだけでなく肩こりや頭痛、吐き気や倦怠感など全身にさまざまな不調が起こりやすくなるのです。

目の疲れによって起こる主な症状

<目の症状>
・ぼやける 
・痛み 
・充血 
・しょぼしょぼする 
・まぶしい    ……など

<全身の症状>
・肩こり
・頭痛
・めまい
・吐き気
・倦怠感     ……など

「目の疲れ」を解消する3つの日常習慣

1 まばたきをするよう心掛ける
スマホやPCを見ているときは集中していることが多く、ついまばたきを忘れがち。
まばたきをすることで筋肉の緊張がほぐれます。

    2 ビタミンやルテインが豊富な食材を積極的に
    薄暗い場所で物を見たり色の識別をサポートしたりするはたらきがあるビタミンAや、眼精疲労に効果的なビタミンB群、ピント調節機能をサポートすると言われるアントシアニンを多く含む食材などを積極的に食べましょう。

    以下にそれぞれの栄養素を豊富に含む主な食材を紹介しますが、いろいろな食べ物からバランス良く摂ることが大切です。

    ・ビタミンAを豊富に含む食材

    レバー
    牛乳
    にんじんやほうれん草などの緑黄色野菜    ……など

    ・ビタミンB群を豊富に含む食材

    うなぎ
    豚肉
    牛乳
    あさり    ……など

    ・アントシアニンを豊富に含む食材

    ブルーベリー
    ぶどう
    カシス    ……など

    3 寝る2時間ほど前にぬるめのお湯に浸かる

    40度前後のぬるめのお湯にゆっくりと浸かって筋肉の緊張をほぐしましょう。リラックスができるうえに、眠る2時間ほど前に入浴をすれば、入眠時にちょうど体温が下がり始め、眠りにつきやすくなります。

    質の良い睡眠にもつながって交感神経を整えることにもつながります。

    スマホやパソコンを長時間見続けるときには、10分間に1~2秒間遠くを見たり、肩や首をゆっくりと回してストレッチを行うなども有効です。

    梶田雅義さん/眼科医。眼科梶田塾塾長。福島県立医科大学眼科学講師、カリフォルニア大学バークレー校研究員、東京医科歯科大学医学部臨床教授などを経て、2003年から梶田眼科を開設し院長。24年から現職。著書に『人生が変わるコンタクトレンズ・メガネ選び』(アマゾン出版)など。

    「何から始めればいい? 」「損をしそうで怖い…」そんな資産運用初心者に新NISAつみたて投資枠

    物価上昇に加え、2022年11月政府が資産所得倍増プランを決定したことにより、“資産運用は当たり前”な風潮にある現在。けれど、関心はあっても“何から始めればいいかわからない”“やっぱり不安”などの理由で躊躇している方も多いと聞きます。

    ファイナンシャルプランナーの藤川太さんは、資産運用初心者におすすめなのは、新NISAつみたて投資枠だと言います。その理由を伺いました。

    資産運用初心者に新NISAつみたて投資枠がおすすめの理由

    理由1 購入時の手数料0円

    新NISAには、つみたて投資枠と成長型投資枠がありますが、初心者におすすめなのは、つみたて投資枠です。

    つみたて投資枠は金融庁が設定した基準をクリアした長期投資に適した商品だけに限られています。その基準のひとつが購入時の手数料が無料であることです。

    資産運用初心者の方は、うっかり手数料が高い銘柄を購入してしまうことがありますが、つみたて投資枠ならその心配がなく安心です。

    理由2 着実に資産形成できる

    つみたて投資枠は長期でコツコツと積み立てる投資を支援する制度です。相場には上げ下げがあるものですが、つみたて投資枠では高値掴みを防ぎつつ、安値でもコツコツと買い続けることになるので、着実に資産形成することができるでしょう。

    理由3 非課税なので利益の100%が手元に

    通常、金融商品を運用する場合、利益に対して20.315%の税金がかかりますが、新NISAつみたて投資枠で投資した利益は非課税です。

    例えば、運用によって100万円の利益が出た場合は通常だと手元に残るのは、課税によって税金額の20万3,150円を引いた79万6,850円ですが、つみたて投資枠は非課税なので100万円の利益をまるまる受け取ることができるのです。

    元本割れリスクを下げるポイント

    非課税が魅力の新NISAつみたて投資枠ですが、利益が出なければこの恩恵を受けることはできません。つみたて投資することで着実に投資元本は積み上がっていきますが、市場の変動によって利益が出ることもあれば、元本割れして損がでることもあります。

    こうした元本割れしてしまうリスクを下げるには、2つのポイントがあります。

    ポイント1 すぐに売却せず最低でも10年、長期で運用する

    つみたて投資枠は10年、20年と長期に渡ってコツコツと運用することを大前提に利用しましょう。損が出たからとすぐに辞めてしまっては損をするだけです。過去の統計から最低でも10年、できれば15~20年続けて運用することで元本割れリスクが小さくなり、利益を得られる可能性が高くなることが確認できます。

    ポイント2 世界中の資産に「分散投資」する

    長期投資することで元本割れリスクを小さくできますが、10年ならまだしも20年といった期間は投資できないと言う方も多いでしょう。

    投資期間が短めでも元本割れリスクを下げるためには、世界中の資産に「分散投資」するのがおすすめです。

    「分散投資」とは、さまざまな国や地域、通貨の商品(株や不動産、債券など)に分けて投資すること。世界中のさまざまな種類の資産が組み合わされ、手軽に世界中に分散投資できるセット商品がたくさん販売されています。

    こうしたセット商品「バランス型」の投資信託と呼ばれています。

    「分散投資」できるバランス型の投資信託はセット商品だけに種類がたくさんありすぎて選びにくいというデメリットがあります。選択する際には、、株と不動産に投資する割合を調べましょう。それぞれを足した割合が高いほどリスクは高く、低いほどリスクが低い商品と見て問題ありません。リスクを抑えたいなら、高くても5割程度までの商品を選ぶとよいでしょう。

    資産運用はリスクを覚悟することが必要

    資産運用の初心者は新NISAのつみたて投資枠、さらに投資のリスクが怖いという方には「分散投資」できるバランス型ファンドにまずは投資してみて、慣れてきたら別の投資商品を選んでみるのがおすすめです。

    資産運用は儲けることばかりに関心が集まりがちですが、必ずリスクはつきものだということを忘れないようにしましょう。

    藤川太さん/ファイナンシャルプランナー、CFP認定者、宅地建物取引士。「生活デザイン」代表取締役社長。2001年に「家計の見直し相談センター」を設立以来、3万世帯超の家計の見直しや資産形成相談を行う。『世界一かんたんなNISAとiDeCoの得する教科書』(宝島者)など著書多数。

    費用の負担を軽減するためにも! 実家の片づけは“親が元気なうちに、早めに”が鉄則

    「親世代は物があることがいいと思っている世代。実家に物があふれていて子どもが困っていることを認識できない人は多いですよ」というのは、実家片づけアドバイザーの渡部亜矢(わたなべあや)さん。
    とはいえ、実家の片づけは親が元気なうちに、なるべく早く始めた方がいいと言います。

    その理由と、親ともめずにできるだけスムーズに片づけを進める方法を伺いました。

    実家の片づけを親が元気なうちにやっておかなかった場合のリスク

    実家が散らかる原因に親の体力の衰えがあります。ほとんどのシニアは、自分のことを実年齢よりも2割くらい若いと思っているといわれます。

    そのため、「片づけよう」と子どもがいっても、親自身はまだまだ若いと思っているので「いつか片づける」と答える。でも実際には、片づける気力も体力も追いつかず、その「いつか」がいつまでもやってこず、リスクが発生するのです。

    ●親が安全に健康に暮らせない可能性

    家が片づいていない場合の一番のリスクは、命に係わる事態を招く可能性があるということ。いつも飲んでいる薬の場所がわからなくなる、物につまずいて転倒するなどです。

    寝たきりになる最大の原因は自宅での転倒なので、家を片づけておくことは健康寿命の延伸にもつながります。

    ●家の資産価値が下がる

    物が多いためにリフォームに取り掛かれなかったり、家を売って老人ホームの入居費にあてようとしても、片づけが必要な物件は売却しづらかったり資産価値が下がるなどのリスクがあります。

    ●不用品処理の費用を子が負担

    「親が亡くなってから片づければいい」と思っている方もいらっしゃいますが、最近はガソリン代や人件費の高騰により、処理費用も値上がりが続いています。物が多いと片づけ費用だけで100万円以上かかるということもありえます。

    親が元気なうちに片づけを始めておけば、粗大ゴミに出す費用などは親のお金で支払うことができ、子世代の処理費用の負担軽減にもつながります。

    実家の片づけをスムーズに進めるための三か条

    一か条…“すっきり片づいた家”ではなく“親が健康に暮らせる家”を目指す

    親世代は“物には神様が宿っている”と考える方が多く、物は豊かさの象徴でもあり、なかなか捨てられない傾向にあります。

    一方、子世代は、断捨離をしてすっきり片づいた家を目指しがち。そこで「夜中にトイレまで安全に行くために廊下を片付けよう」など、“親の健康や安全”を共通のゴールに設定すると親の理解を得やすくなります。

    二か条…「親の基準」を尊重する

    親が自分の意志で購入したものを、子が勝手に捨てたり片づけたりするのはNG。ケンカの原因になります。「いる」「いらない」の判断は親の基準を尊重しましょう。

    三か条…「いる」「いらない」に迷ったら「一時保管箱」へ

    親世代にとって物は豊かさの象徴なので、「いる?いらない?」と問うと、たいていの場合「いる」と答えるでしょう。

    「いる」と即答するのではなく、答えるまでに「う~ん……」と少し迷っている場合は、「いる理由」を考えていることが多いもの。
    「このあいだ着たから(実際には数十年前でも)、またいつか着るかも」とか「いつか、ひ孫が生まれたときに使うかも」などです。

    その場合は、「一時保管箱」に移動させましょう。捨てるのではなく移動させるだけなので親も安心ですし、ケンカにならずにすみます。
    半年くらい保管して使わなければ、なくても困らないもの。それがわかれば、親も処分の判断がしやすくなるでしょう。

    「なくても困らないもの」を、リサイクルやフリマアプリに出して現金化するという提案をしてみるのもいいかもしれません。

    また、自分が使っていた子供部屋を先に片づけて「一時保管部屋」にするのもおすすめです。「すっきりしたよ」とか「孫が来たときの遊び部屋にしよう」などと伝えれば、親の“片づけモチベーション”も上がるかもしれません。

    収納方法は勝手に決めない

    「いるもの」の“しまい方”にも注意しましょう。

    シンプルな収納ボックスにジャンル別に物を分けて収納するなど、子世代の新しい収納法を押し付けても、それに慣れていない親世代にとってはしまうのが面倒になったり必要なときに物を取り出せなくなったりするため、逆に散らかることもあります。

    「領収書や書類はクッキーの缶に入れる」が親の習慣であれば、それに従いましょう。また、日々必要なものは、「しまう」ではなく手に届く場所に「置いておく」方が、逆に散らからない場合があります。

    親の前で言ってはいけない“片づけNGワード”

    「捨てるよ!」

    自分で決断して購入したものを「いらないでしょ?捨てるよ!」と言われると、親は自分を否定されたような気持ちに。
    「すぐには必要なさそうだから、一時保管箱(部屋)に移動させよう」などと誘導しましょう。

    「通帳どこ?」

    大事な通帳や権利証を失くさないように、あるいは誤って捨てないために聞いていても、いきなりお金の話をされると親はショックを受けます。
    片づけを進めながらいろいろな話をする流れで聞くとか、なぜ質問をしているかをきちんと伝えるなどしましょう。

    片づけがうまく進まない場合は……

    親自身が明らかに「使っていないから、いらない」と判断できる、“何十年も乗ってない自転車”や“ずっと使っていないミシン”を捨てるとか、玄関の外回りや庭木の手入れなど親が自分でできることから始めると進めやすくなります。

    キッチンやエアコンなどは、クリーニングサービスに依頼するのもおすすめ。業者などの第三者が来るからと、事前にキッチンだけとかエアコン周りだけでも片づておくというケースはよくあります。孫や仲のいい親戚がしばしば集まるなどは、さらに効果的です。

    実家の片づけは一気に進められるわけではありません

    実家の片づけは、親と会話をしたり暮らしぶりを観察したりして、何を大切にしているのか、健康状態はどうかなどを確認しながら、ゆっくりと進めていくものという認識が必要。
    実家の片づけは時間も体力もかかります。だからこそ、親が元気なうちに早めに始めることが大切です。

    渡部亜矢さん/実家片づけアドバイザー(R)。一般社団法人実家片づけ整理協会 代表理事。少子高齢化社会に特化した「実家片づけアドバイザー(R)」の講座の開催やセミナー講師などを務めている。テレビや新聞、雑誌などでも活躍中。『60歳からの「紙モノ」整理』(青春出版社)、『モノ・部屋・人間関係全部スッキリ! 人生が整う 片づけの基本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数。